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April 2007 の投稿一覧です。
カテゴリー: 総合
投稿者: maruzen
いままでは一般的にいって人は,目に見えるものにお金を払ってきました。商品や設備や土地建物,株券などなど。目に見えるものは,目に見えるわけですからわかりやすいですし,所有感も容易に得られます。
 しかし,これからは目に見えないものにお金を払うことが求められます。では,目に見えないものとはなんでしょうか。
 まずはノウハウや知識です。これらは,目に見えません。だから,わかりにくいですし,所有感もまったくありません。さらには,活用できるのかできないのかもはっきりわかりません。こんなものにお金を払っても,よくわからないからやめとこ。そう言って,知識にお金を払うことを怠り知恵が出なくなります。
 時間も,目に見えません。
一昔前から,時間を買うということが言われるようになりました。サービス業は,時間販売と言ってもいいでしょう。例えば,家事代行サービス。
最近とても伸びている業界ですが,まさに忙しいから他人に掃除をしてもらうという,時間を買うことです。
 目に見えないものは信じない。これでは,経営は絶対にできません。なぜなら,マネジメントの要諦である人の心は目に見えないからです。
 目に見えることと見えないことを見極めて,目に見えないものにもお金を払っていく。そんな姿勢が,これからの人には求められるのです。

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投稿者: maruzen
 「人は環境によって思考や行動が変わる。育った環境や、仕事をしてきた環境によって、思考や行動が変化していくのだ」
 自分の中には、絶対に変えられない“個性”というものがあります。これは、生まれ持った特性で、そう簡単には変わらないものです。
 しかし、思考の大部分は後天的に身に付きます。それは環境によって形作られます。「思考や行動を変えたかったら環境を変えるのが早い。仕事変えるだけでも、思考が変わる。さらに、もっと簡単な方法もある」
 もっと簡単な方法。それは、部屋や服装・髪型を変えてみることです。たったそれだけの環境の変化でも、思考には変化が起こります。多くの人は、これまで何年も続けてきた習慣や癖を、なかなか変えません。
 これを少し強引にでも変えるだけでも、思考のメカニズムにも変化が起こっていくのです。
 試しに、これまで試したことのない髪型や服装をしてみてください。あなたの心の中に変化が起こることに気づくはずです。 
 さらに、ビジネス面で変化を起こす場合、自分と全く異なる思考を持つ人とつきあってみることです。あなたがこれまで考えたこともない視点を持つ人と触れあうことで、脳内に化学変化が起こり、まったく新しい考え方ができるようになります。そのため、積極的に「新しい視点」を持つ人との出会いを求めることです。

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投稿者: maruzen
 4月は,新しい区切りの始まりです。新入社員や新入生が街にあふれています、そんな彼ら彼女らは,とても元気です。そして率先して,自分から挨拶していきます。
「おはようございます!」「よろしくお願いします!」
 しかし,いつしか自分から挨拶することを忘れていきます。自分から挨拶することが何か損するかのように思い,相手が挨拶しなきゃ俺もしないよ。そんな人間になっていきます。
 いつから,損得で挨拶をするようになったのでしょう。
役職があがるとますます挨拶はいい加減になっていきます。部下に挨拶をされても,自分は挨拶しない。もちろん,自分から挨拶するなんて,まずありえない。何が気に入らないのか,いつも不満そうな顔をしている。 
 そんな人が,お客様の前で満面の笑みを浮かべてセールストークする。本人は,気持ちを切り替えて明るくすることは仕事と割り切り精一杯の演技をします。しかし,普段の仏頂面を隠しているつもりでも,お客様は敏感に感じます。
「あ!この人,作り笑いしている・・・」
 新入社員や新入生の明るく大きな挨拶を聞いて,いやな気分になったり暗い気分になる人はいないでしょう。何か元気をもらうように,こちらも明るくやる気が出てきます。
 挨拶には不思議な力があるものです。よい人間関係を作っていきたいと思っていたら,まず自分から挨拶をしてみましょう。間違いなく,空気が変わっていきます。

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投稿者: maruzen
こんなコラムがありました。僕も学生の頃チャレンジしたことがあります・・・・、今はどうなっているのかなぁ。

 学生時代の上京したての頃、私はひとつの計画を持って食べることにいそしんでいた時期があった。
それは「家から駅までの間に存在する飲食店完全制覇計画」というもので、喫茶店から居酒屋、中華料理店にファストフード、とんかつ屋、ファミレス、ラーメン屋、焼き鳥屋などなど、家から駅まで続く道の両側に軒を連ねる飲食店すべてに、とにかく入ってみようというものだ。
なぜ、このようなバカバカしくも骨の折れる計画を思いついたのか、20年近くの時が過ぎてしまった今では、まったく思い出すことができない。強く印象に残っているのは、なかなか入ることのできなかった店が3軒あったと
いうことだ。
その3軒というのは、スナック、甘味処、寿司屋。スナックは正直、入ること自体が怖かった。その店が地下にあるという点もハードルを高くしていた。甘味処は、看板を掲げてあるものの、どこから見ても普通の家で、ガラガラっと玄関を開けることがなかなかできなかった(思い切って玄関を開けてみると、本当にただの家で、看板はむかしの名残りだということがわかった)。そして寿司屋に関しては懐の心配が大きかった。
結局、えいやっと勇気を振り絞ったことで、この計画は見事に達成されるのだが、先日、その道を改めて歩く機会があった。約20年ぶりのことだ。驚いたことに、以前の趣のまま営業している店は2軒しかなった。
その2軒が件のスナックと寿司屋だった。実はこの2軒、入ってみると意外と良心的だったのだ。若い一人客が珍しかったこともあるだろうが、注文した以上に酒や食べ物が出され、料金もえっというほど安かった。
一瞬、また来てもいいかなと思ったことも思い出した。味に関しての記憶はない。
飲食店に限らずだが、商売を長く続けるというのは、難しい。そうした中で、20年前の私が、入ることをためらい続けた店だけが、いまも変わらず営業しているということに、商売の不思議を感じずにはいられない。
いま、その2件の前に立ってみても、やはり入ることを躊躇する店構えである。不思議だ。ちなみに、甘味処があったと思われる場所にはマンションが建っていた。

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投稿者: maruzen
 春本番でイチゴがとても安く美味しく食べられる季節になってきました。僕も子供のころから大好物です。
デザートメニューにも数多く使われていると思います。
 イチゴは病害虫に弱いので農薬を多く使用して栽培している農家が大半です。
 柔らかい果物なので決してゴシゴシ洗ってはいけません。流水に5分ほどつけておき、ザルにあけて5分ほど振り洗いをします。そうすることによって、いちごの表
 面についた農薬などが大幅に軽減されます。切り口から再び農薬が付かないように、ヘタは洗ってから取ると良いということです。
 
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投稿者: maruzen
 湿温蔵庫は庫内の湿度と温度を自動調整し、調理済みの料理を長時間保存しておくことができる機器。ファストフード(FF)、給食、ホテル業界を中心に普及してきたが、最近では惣菜店などでの導入も増えている。
 湿度センサーの働きで自動的にスチーマーをオン・オフし、ドアの開閉に影響されることなく庫内の湿度を一定に保つため、自動制御できなかった従来の温蔵庫に比べ、料理の劣化をかなり防げるのが特徴。移動式の引き出しタイプ、床置きタイプ、卓上タイプ、間仕切りタイプなどがある。
 湿温蔵庫がもっとも効果を発揮するのは、ピークタイムへの対応。湿温蔵庫を調理ラインに組み込むことで、アイドルタイムにあらかじめ調理しておき、ピークタイムにはそのまま提供したり、簡単な再加熱をしてすぐに提供することが可能になる。
 特に、人気メニューで、調理の手間がかかるものを重点的に保存しておけば効果的だ。ピークタイムには忙しさのあまり調理にバラツキが生じがちだが、アイドルタイムにゆとりを持って一次加熱を行えるので、調理の均質化にも役立つ。
 また、事前調理が可能になるため、ピーク時に必要な調理能力が少なくてすみ、結果的に調理設備や人件費の削減などを実現した例もあるという。
 湿温蔵庫を導入する際、気を付けなくてはならないのが、適性温度と湿度、保存可能時間の把握だ。保存時間は食材の質や保存温度などによって幅があるので、自店の状況に合わせて見極める必要がある。すでに導入している飲食店では1~4時間程度としているケースが多いようだ。

保存温度の決定には料理の種類のほかに、ニ次調理の方法が関係する。例えば、再加熱をしないで湿温蔵庫からそのまま提供する場合、当然保存温度をある程度高く設定しておく必要があるが、70℃程度の高温で保存すると、庫内で加熱が進み過ぎる恐れも出てくる。

逆に再加熱を前提とすれば、タンパク質が変性せず、加熱が進まない温度(通常60℃以下)で保存するケースが一般的だ。それでも一次加熱後、料理の温度が高いまま庫内に入れると、ある程度は加熱が進むので注意が必要だ。

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投稿者: maruzen
 こんな文章がありました。
これからの商売は「人が人にほれる」なの。要するに、 そこの店の人にお客さんがほれて店にくる、ということなんだ。ほれたお客さんが多ければ、多いほど、そこの店は繁盛するんだよ。
そうです「お客さんがお客さんを連れてくること」がとても重要だと思います。
 つまり、一度お店に来てくれたお客さんが次に来るときは仲間を連れて来てくれる、そのようなお店が繁盛するお店だと言います。
 確かに、2度目に来てくれるときに何人かの仲間と来てくれれば、売上げは何倍にもなりますよね。
 そして、そのお客さんがまた仲間を連れてきてくれれば、さらに売上げは何十倍にもなります。一度来てくれたお客さんに喜ばれるように、尽力していきたいものですね。

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投稿者: maruzen
 いろいろなことに気付く人がいます。
このあいだ,街を歩いていたらこんなことがあった。
先日,新幹線に乗っていたら,こんなことに気付いた。
よく細かいことに気付くなぁと感心することもしばしばです。
同じ風景を見ていても,見えている人と見えていない人が,どうもいるようです。同じ街。同じ電車。同じ店。
同じものを見ているのですが,見えているものが違うのです。
 この違いはどうして生まれるのでしょうか。
昔,ノーベル賞を受賞した小柴さんが,テレビでこんなことをおっしゃっていました。「いつも考えていると,ある時ふっと思いつくんですよ」
 同じ風景を見ていて,見える人と見えない人の違いは,これではないかと思います。
見える人は,いつも何かを気にしているのです。別に大仰なテーマを持って生きている,なんてことではありません。おそらく本人も具体的に言葉にはできていないのだけれども,何か気にして見ているのです。
だから,あれ?とか,お!とか,いろいろなことが見えてくるのでしょう。
 同じ風景を見ていても,透明なOHPシートみたいなものが何枚も見えて,そのシートにいろいろなことが書き込まれているように感じるのではないでしょうか。
透明なシートがない人は,ただ風景を眺めているだけになってしまいます。見ているのだけれども,見えてないのです。
 じっと目をこらすことではないでしょう。
何か気にかけている。それだけで,見える風景が変わるように思います。

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投稿者: maruzen
 ファミリーレストラン大手のロイヤル(本社福岡市、大野晨生社長)は東京農業大学エクステンションセンターが主催するセミナーで「食育講座」を開始した。東京農業大学(東京都世田谷区、大澤貫寿学長)世田谷キャンパスで3回にわたり実施する。
 このセミナーは、「食と農」「健康」といった生活に密着した学問領域を扱ってきた東京農業大学の研究成果や教育ノウハウの蓄積を市民や地域に提供し、社会への貢献を目指すという目的で設けられた同大学エクステンションセンターで開催される。4月から9月を前期講座とする。
 第1回は4月7日、「ご飯の知識を学び、炊き方と美味しさを味わう」とのテーマで行われ、ロイヤルからメニュー企画部の田島澄夫料理長、ミツハシ・丸紅ライスからは営業部の内海伸宏開発担当課長が講師となった。
 第2回、第3回の講座は「親子で参加! 野菜とくだものをもっと知ろう! ベジフルキッズクラブ」というテーマで7月21日(土)、8月1日(水)に開催する。各回とも受講料は材料費を含めて6000円。定員は15組30人。講師はロイヤルカジュアルダイニング営業企画所属の山下淳子ベジタブル&フルーツジュニアマイスター。申し込み締め切りは7月13日(金)で、定員になり次第締め切る。
 東京農業大学とロイヤルは、東京農業大学の食料生産や消費・健康・環境に関する高度な研究と実践、ロイヤルの実業のノウハウを結合することで新しい切り口の食と食文化の提案を行うことを目的に、2006年1月、産学連携を決め、同年5月から3つのプロジェクト(食育、商品企画、生産・流通・環境)について具体的な検討を進めてきた。今回の講座開講はその中の食育プロジェクトの一環。
 産学連携の成果として、すでに2006年12月、東京農業大学とロイヤルホストが共同で発芽玄米や鶏の胡麻焼など30種類の素材を使った「よく噛む」ことにこだわったコラボメニューを開発した。
 また、東京農業大学の技術指導により、ロイヤルホストから排出される生ゴミを肥料化し、その肥料を使って栽培された野菜をロイヤルホストの食材として使用する「循環型食品リサイクル」も2006年12月に実現している。
 外食産業と大学のまさに産学協同事業ですね、これからもこういうことがたくさん行われ外食産業も学問の体系化に協力しいくことが必要だと思います。
           専務  小栗豊人
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投稿者: maruzen
 それはなぜ?って思いますが・・・。
ある有名な作家さんが昔、秋田の旅館に泊まりに行ったときに 食事は普通 お風呂も特別綺麗でもないし普通 従業員の教育も徹底されていない 「残念だなぁ」って思って一泊し翌日チェックアウトしたら・・・外でお掃除をしていたパートのおばさんが「秋田はハー、何もないけんど、また是非ともおいでんなせー」と深々とお辞儀をされたそうです。この暖かい一言で全てが帳消しになったそうで、気持ちよく帰路に着けたそうです。
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投稿者: maruzen
なんでも完璧にできる社長は,社長としては理想かもしれませんが,社員の立場で考えるとどうでしょうか。
なんか息が詰まりそうになります。
スキがないことは,自分としてはよくても他人から見ると息苦しい印象を与えてしまいます。
僕の知り合いの社長に,大ボケをいつもしている人もいます。
「いや~,先日もまた社員から怒られちゃいましたよ,社長,何度言ったらわかるんですかってね!」そんなふうに笑いながら話す社長です。
「最近は,社長の僕が頼りないってわかったんでしょうね,社員のほうがあれこれ先に考えてやってくれるんですよ。おかげさんで助かっちゃって・・・」
 なんだか頼りない社長だと思いますか?僕は,人の扱いがものすごくうまい社長だと思います。
 社長じゃ頼りない!と,社員から見切られ見捨てられるのではありません。自然と社長を補佐するようにもっていっている。ここがこの社長のうまいところです。
 実は業績が伸びていたり堅調な社長には,このような人が多いことも事実です。仕事ができるということを,あえて社員には見せない。逆に,時々へまをやって,人間らしさをみせていく。
こんな社長は,どこか人間ぽくて,社員も親しみを感じるものです。信頼関係の第一歩は親しみですから,まず親しみを持ってもらうことはとても大切なことです。
 人の上に立つ人間は,少しドジなところがあったほうがいいのです。そのほうが親しみを持ってもらえて,いざというときに話も聞いてもらえます。社員に怒られるくらいでいいのです。それくらいになってやっと社員との目線の高さが近づいたというとことでしょう
 でも目線の高さだけは,永遠に一緒にはなりません。
社長とはこうあるべき。誰に教わったかもわからない,そんな「べき論」「ねばならない論」に縛られていませんか。世間で言われている「べき論」の逆張りでいったほうが,どうもうまくいくような気がしますがいかがでしょうか。

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投稿者: maruzen
 こんな文章を見つけました。自分の仕事にも、そういう姿を取り入れなくては、と改めて思いまして掲載させてもらいます。
 
 私の会社の近くには、すごいお店が2つあります。
一つは焼肉屋さん。
ランチもやっているのですが、お客さんのことを覚えていることに感動します。
私は、そこでよくカルビクッパを注文します。
普通、カルビクッパにはスプーンがついてくるのですが、
一度、レンゲを使って食べたら、食べやすかったので、
その次に行ったとき、レンゲくださいとお願いしました。
すると、、、その次から、カルビクッパを注文すると、
「あ、お客さん、レンゲですよね?」と言って、覚えていてくれているのです!
ちょっとお願いしたことを、覚えていてくれると、
とても嬉しくて、また行きたいなぁと思うものですね。
 もう一店は接骨院。
肩こりがひどいとき、マッサージしてもらいに行くのですが、ここは、スタッフ全員が、名前で呼んでくれるのです。もちろん、私だけじゃなく、患者さん全員です。
 ちょっとしたことなのですが、お店の人が、自分という人間を知ってくれていると思うと、嬉しくなって、そのお店、その人、のファンになってしまうなぁ、と自分が『客』の立場になって、実感しました。