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June 2007 の投稿一覧です。
カテゴリー: 総合
投稿者: maruzen
 設計者側に落ち度があり、予定していた期日までに設計が終わらないため、着工できず、開業が遅れた場合、基本的には損害賠償を請求できる。契約書に、納期に遅れた場合のペナルティーについての記載があれば、それに従って請求すればよい。
 契約時にペナルティーを取り決めておかなかった場合は、次のように考える。ただし、遅れても、その設計者に図面を仕上げてもらいたい場合と、その設計者との契約を解除したい場合では対応が異なる。
まず、設計者との契約を解除したい場合。契約書に書かれた完成日までに納品できなければ「契約不履行」ということになるので、法律的にも契約を解除し、成果物(図面など)を受け取らず、すでに支払った費用の返還を求められる。
 さらに、損害賠償を請求することも可能だ。その場合、請求できる金額は、あくまで「設計の遅れによって直接こうむった損害額」となる。しかし、実際に営業していない段階では、「設計が遅れたことによって、いくらの損害が出るか」を算定し、それを証明することは難しいため、開業前に賠償請求しても、あまり認められないようだ。
 損害賠償を請求するには、他の設計者に依頼し直し、店を開き、実績を出して、その売上額に基づいて請求した方が確実だ。例えば、予定より3カ月遅れで開店し、開店後の月商が300万円で、利益が30万円だとする。この場合は「1カ月の利益30万円×遅れた3カ月分=90万円」を請求することになる。
遅れても、契約を解除せず、図面を受け取る場合は、遅れた分の損害賠償ということで、値引きを要求するのが通例。金額的には料金の数%程度とわずかなものになることも多い。これとは別に、契約を解除した場合と同様に、遅れた期間に得ていたはずの利益に基づいた損害賠償を求めることは可能だ。
 設計が遅れたことから問題が派生して開業できず、そのまま出店を取りやめなければならない事態に追い込まれることもあるだろう。だが、この場合、損失の算定根拠がないため、損害賠償の請求は難しい。
個々のケースで問題になるのは、「どの程度遅れたら、契約不履行になるのか」という点。設計などの作業は、通常、依頼主(施主)と打ち合わせを行いながら進めるものであり、話し合ううちに、当初の計画を修正したり、変更することもありうる。そうなると、設計作業に手戻りなどが発生するため、予定より設計期間が延びることになる。そのため「契約書の期限は目安」と設計者が主張すれば、その言い分が認められることも多い。一般的には、1~2カ月程度の遅れは、契約不履行とは見なされないようだ。
 ただし、それでも契約不履行と認められることもある。それは、作業進行中に、「期日を守ってほしい」ということをはっきりと相手に伝えていた場合だ。これは、文書で伝えることが望ましいのはもちろんだが、口頭でもかまわない。
 施工段階で、予定日までに工事が終わらなかった場合もほぼ同様だ。特に施工では、設計段階で図面を見ても分からなかった不都合に気が付き、設計変更を依頼することも出てくる。そうなると、当然、工事期間が延びてしまうが、施工会社の責任は問いにくくなる。やり直しをすることによって、どの程度、工事期間が延びるかを確認しながら、変更の依頼をすべきだ。
 施工の場合は、設計と異なり、成果物を受け取らずに契約を解除するという選択は、事実上、難しい。当初の状態に戻す現状復帰にさらに時間を要するからだ。むしろ、管理者である設計者を通して、きちんとスケジュール通りに工事が進行しているかを日々チェックしておくことが望ましい。
いずれにしても、設計・施工作業が遅れた場合に発生するトラブルを予防し、発生する損害を担保するには、契約時に、期日に遅れた場合のペナルティーを明確にしておくことだ。

カテゴリー: 総合
投稿者: maruzen
『感動』は人間性を高めるのでどんどん感動したほうがいいと思います。
では仕事を通じて常に「感動」を意識していくには、どうすればよいでしょうか。
 例えば「『数字』の裏にある感動に共鳴していく」ということが1つあるでしょう。
 セミナーを主催すれば「参加者の人数」、営業マンであれば「売上予算」、経営者であれば「キャッシュフロー」など、仕事をする中で、必ず数字を意識していると思います。
 私は、その仕事における数字をただの「無機的な数字」としてとらえて、自ら反省をすることも多いのですが、皆様はいかがでしょうか?
 しかし、商売における数字は、お客様の物語や感動があって生まれたものであることを忘れてはいけません。
 例えば、6000円の売上伝票。お父さんが大事な娘さんの誕生日のためにそれを買ったのかもしれません。または、大好きな祖母の健康をおもって、お孫さんがその商品を買ったのかもしれません。
 数字は、お客様の喜びや感動があったから生まれたはずです。
数字の裏にあるお客様の感動に自らも共鳴していくことは、自らの人間性を高めると同時に新しいアイディアを呼び覚ます可能性を含んでいる のだと思います。
 私自身、数字の裏にあるお客様の喜びや物語を読み解き、感動の中で自分の仕事をしていけるように努力していきたいと思います。

カテゴリー: 総合
投稿者: maruzen
 業務用食材の値上げが相次いでいる。味の素は7月3日出荷分から、業務用マヨネーズおよびマヨネーズタイプ製品すべての出荷価格を、17年ぶりに値上げする。値上げ幅は6~10%程度になる見通し。
食用油の大幅な価格高騰を受けての措置で、業務用と同時に家庭用のマヨネーズ、マヨネーズタイプ製品も値上げする。
ケンコーマヨネーズも7月をめどに業務用マヨネーズを10%前後値上げする。業務用マヨネーズについては、すでにキユーピーが17年ぶりに価格改定を行い、6月1日出荷分から約10%の値上げを実施している。
 業務用コーヒーも値上げされる。UCC上島珈琲(本社神戸市、上島達司社長)は7月1日から業務用を含むレギュラーコーヒー製品の納入価格を値上げする。値上げ幅は製品によって異なるが、10%前後になる見込み。数年来のコーヒー生豆国際相場の高止まりに加え、今年度、世界最大の生産国であるブラジルが裏作年度にあたり、大幅な減産見込みを発表した。さらに原油価格高騰、円安による包装資材の値上がりや輸送費引き上げ等のコストアップもあり、レギュラーコーヒーの製品原価の上昇傾向が続くことを受けて今回の値上げとなった。同社は昨年5月にも家庭用レギュラーコーヒー製品のメーカー出荷価格を改定したが、コストアップを吸収しきれず、今回の再値上げとなった。
 7月1日から値上げするのは、業務用、家庭用、直営店用を問わず、全チャネルのレギュラーコーヒー価格。業務用コーヒーの納入価格を10%前後値上げするほか、全国の直営挽き売りコーヒー店のレギュラーコーヒー主要アイテムの販売価格は100gあたり平均30円値上げ。直営コーヒーショップの主要メニューについても約30円値上げする。
今後も食用油や原油などの大幅な値下がりは見込み薄で、様々な業務用食材の値上げに波及しそうだ。
カテゴリー: 総合
投稿者: maruzen
 「業績があまりよくないので、お店をリニューアルオープンしよう!」
と考える場合があります。しかし、このような例はほとんど失敗するといわれています。
 ではどうすれば良いのでしょうか?
こんなアドバイスがあります。
「今の店で、今の従業員で、今の商品で、とりあえず前年対比110%から120%くらいに売上げも利益も伸ばしてください。それが5ヶ月以上続いてはじめて『ついている状態』になったといえると思います。将来のための意思決定はその後にしてください。」
 それでは、どのようにすれば110%から120%くらいに売上げ、利益が伸ばせるのでしょうか?
「品目別に見て、前年比130%以上になっている商品についてはとりあえず売り場面積を1.2倍にして店頭在庫を1.5倍に増やしてみることが1つです。そうすると、その商品の売上げは3ヶ月もたてば前年比で2倍くらいに伸びている可能性があります。」
 まずは、お店をツキのある状態にすることが大事だということです。人間にツキを呼びこむ方法があるように商売、仕事にもツキを呼びこむ方法があるのですね!それが1つは長所伸展法になるのでしょう。

カテゴリー: 総合
投稿者: maruzen
 審美眼とは,美しいものを見極める眼のことです。
美しさとは,表面的なものから内面的なものまで様々です。
その両方について,見極める眼が審美眼です。
 本物こそ美しいものです。
美しさを見抜くことは,本物を見抜くことと同義です。
社長は,本物か偽物かを瞬時に見抜かなければなりません。
偽物をつかまされて大損をすることがあるからです。
審美眼を持つ理由の一つは,審美眼を持つことによって,本物と偽物が見分けられるようになるからです。
 美しさは,内からわき出るものもあります。内包している美しさです。うわべだけでなく,内面からわき出る美しさです。
目に見える美しさだけではなく,中の美しさを感じるためには,高感度なアンテナが必要です。
高感度なアンテナがなければ,本質を感じることはできません。
リーダーは,表面的な事象だけではなく,その中に隠されている本質や核心を見抜くことが求められます。
審美眼を磨くことは,ちょうど非破壊検査のように,中の状態まできちんと見極められるようになることに他なりません。ぜひ審美眼を持ち磨く努力をしたいと思います。
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投稿者: maruzen
 フードビジネス業界の人材サービスを手がけるテンプスタッフ・フードスター(本社東京都港区、中竹康彦社長)は、社会人のよる管理栄養士の資格取得を金銭面で支援する「管理栄養士スカラシップ」を開始した。
スカラシップ対象者には受験支援金として1人10万円、5人に各3万円を支給するほか、選考にもれた応募者で資格試験に合格した10人(抽選)に祝い金として各1万円を贈る。
 応募対象となるのは、2008年3月実施の管理栄養士試験を受験する社会人(年齢不問)。同社サイト内の応募フォームから申込書と「管理栄養士取得後のキャリアビジョン」(800字相当)の作文を送付する。応募締め切りは7月30日(月)。選考結果は8月16日(木)以降にメール、または郵送で通知される。
 メタボリックシンドロームなどの生活習慣病が社会問題化している近年、予防と治療の両面で栄養指導を行える管理栄養士のニーズが高まっている。しかし、管理栄養士は国家資格で取得難易度が高く、社会人受験者の合格率は7.2%。72.3%が合格する学生受験者の合格率の1割にとどまっている。
テンプスタッフ・フードスターは、実務経験を積みながら資格取得を目指す社会人を支援し、求職者と企業の双方をサポートしていくそうだ。
 最近は外食産業にも人材派遣の分野が進出してきているが、スキルのある人材の囲い込みが人材派遣業の当然の必須事項であるから、こういった育成制度は今後都会を中心にドンドン出でくると思います。