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July 2009 の投稿一覧です。
カテゴリー: 総合
投稿者: maruzen
高級品がそろう百貨店で、ワンコインで買える格安弁当が続々と販売されている。不振続きの各店が、最も身近な食料品の価格を下げることで集客増を図る狙いだ。スーパーなどの300円を切る格安弁当よりはほんのちょっと高いが、高級志向が強い百貨店の弁当だけに「おいしい」と人気だ。
 日本橋高島屋(東京都中央区)は6月下旬から、「500円均一ワンコイン弁当特集」を始めた。平日午前11時半からのランチタイム限定で、「週替和風弁当」や「韓国風のり巻き」など計11種類。近くの会社に勤める調布市の女性会社員(28)は「昼食代は500円程度で済ませたい。デパートだと高い店の弁当も安く楽しめるのがうれしい」と、購入していった。
 同店は今春、弁当売り場の来店客を対象にアンケートを実施。昼食代や選ぶポイントなどを聞いたところ、昼食代は約700円で、低価格の要望もあったことから企画した。臼井利彦販売担当課長は「出費にメリハリをつける人が多い。昼食という日常でもデパートに来てほしい」と期待する。
 近隣のOLをターゲットにしたのは銀座松坂屋(同)。3月から「ワンコインOLランチ」を展開中だ。当初は4月末までの予定だったが、販売個数が1日150個が300個超と倍増したため、継続を決めた。現在は来月末まで、「夏野菜の揚げ出し豆腐丼」などの夏限定メニューなど計25種類がそろう。
 弁当を1個購入するとシール1枚を添付。同じ柄のシールを4枚集めると、サラダや果物がもらえる特典も。広報担当の柁原(かじわら)久江さんは「安い、おいしいだけでなく、イベントに参加するわくわく感を大事にした」と話す。
 中高年が多い周辺住民を意識したのが東武百貨店池袋店(豊島区)。おかずを野菜中心にして価格を500円台に抑えた。6月の売り上げは前年同月比で15%増と好調だが、担当者は「価格的には限界。百貨店ならではの付加価値で勝負したいのだが…」と複雑な心境だ。
 関西地方でもワンコイン弁当は大人気だ。阪神百貨店(大阪市北区)の地下1階食品売り場の「できたておかずや煮平」では、店頭にずらりと並ぶ。
 空揚げ弁当、精進弁当、焼きそばチャーハン弁当、幕の内弁当、冷やし中華…。品ぞろえが豊富で、男性でも満足できるボリュームとあって、お昼どきともなればOLや会社員らが殺到。連日ほぼ完売という人気で、甲子園球場でプロ野球の阪神戦がある日は特に売れ行きがよいため、普段より多めに用意するという。
 同百貨店ではワンコイン弁当を売り出す店は数多くあり、種類は売り場の担当者も把握できないほど。OLらに「おしゃれで、かわいい」と人気のランチボックスタイプのワンコイン弁当などもあり、各店がそれぞれに工夫を凝らす。
 担当者は「お客さんに満足してもらえるクオリティーがあるから、人気商品になれた」と胸を張る。
 アサヒビールが今年6月、昼食について全国20歳以上の男女計1511人を対象にインターネット調査を実施した。1日の昼食代のトップは「500円未満」(58・1%)。続いて、「500~700円」が21・9%、「700~1000円未満」が10・9%で、全体の8割が700円以下だった。
 また、男性の昼食は「手作り弁当」が31・5%でトップ。「市販の弁当」が25・6%、「外食」が24・8%だった。女性は「自宅で作る」が58・8%で最多。「手作り弁当」は29・2%、「市販の弁当」は21・1%だった(いずれも複数回答)。

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投稿者: maruzen
ただ,漫然と仕事をしていることはないでしょうか。
惰性で作業のように過ごしていることはないでしょうか。
人間,生身ですから,いつも緊張していることは難しいものです。
時には,脱力したい気持ちもわかります。
しかし,いったんスイッチが入ったら,全霊を込めて仕事をしなければいけない時もあるものです。
仕事ができる人は,このスイッチの入れ方の達人のような気がします。
 ただ漫然と行っていても,次にはつながりません。
なぜなら,その行動は,相手の心に響いていないからです。
仕事をする上で必要なことは,相手の心を響かせるような仕事をすることです。
 心に響かせると言うことは,わかりやすく言えば,思いやりをもって事にあたるということです。
相手の人に,言葉にできない温かい気持ちを起こさせるようなことです。
これは,お客様に対してだけではありません。
同じ仕事をする仲間に対してもです。
仕事仲間にも,心に響く仕事をすれば,その気持ちはお客様に伝わり,結果として業績も上がります。
 あなたは,心に響く仕事をしようと心掛けているでしょうか。
心に響く仕事とは,どんな仕事か?
ちょっと考えてもらうこともよいのでは,と思います。
カテゴリー: 総合
投稿者: maruzen
 三光マーケティングフーズが運営する「金の蔵Jr.」は2009年7月に入り、出店ラッシュの状況だ。「全品299円居酒屋 金の蔵Jr.」「全品300円居酒屋 金の蔵Jr.」では、料理も飲み物も全品299円か300円(税抜き)と一律低価格に設定している。
 7月9日には横浜相鉄口店、7月14日には池袋西口本店、7月21日には吉祥寺駅前口店、自由が丘駅前店などを相次いで出店している。都内を中心に合計14店舗となった。料理の品数は101品、73種類の飲み物を用意している。さっそく池袋店に足を運んでみたというある人はブログで、「300円だと安心して飲める(笑)。安いせいか若いお客さんが多い」とコメント。豊富な品揃えと低価格が人気を呼んでいるらしい。
 イターナルサービスが運営する「じゃんぼ焼鳥『鳥貴族』」。同店では1986年の創業以来、全品280円(税抜き)均一で商品を提供している。焼き鳥ならば2本で280円。鶏の唐揚げやポテトフライ、なんこつ唐揚げといった定番の料理メニューは67品目ある。飲み物ではビール、サワー、梅酒に日本酒など多数、用意している。
 「鳥貴族」も、6月30日には愛知県・錦三袋町店、7月15日には東京・葛西店、7月22日には東京・下北沢店、7月28日には兵庫・阪神尼崎店と全国での出店が相次いでいる。ホームページの説明では、飲食業界の出店スペースは落ちている現状だが、低価格の業態が不景気に強いと見て、同社は出店準備を急いでいると書かれている。「鳥貴族」で食事をした個人のブログにはやはり、「コスト・パフォーマンスはすごくいいですね。それにしても、調子に乗ってよく飲み、よく食べました」などと書き込まれていた。
■回転率を上げて、収益の確保を見込める
 このような低価格帯の居酒屋の出店が相次いでいる状況について、船井総合研究所の経営支援部フードビジネスグループ・チーフコンサルタントの二杉明宏さんは、次のように話す。
  「これまで居酒屋の客単価は3000~3500円と比較的高単価でした。が、居酒屋の苦戦が続く中、単価の安い店に流れているのは顕著でした。三光マーケティングフーズが、低単価帯の品を集めた居酒屋『金の蔵Jr.』の出店が相次いだのは象徴的。同社は高価格帯の店舗も抱えていますから、そちらより、低価格路線を優先した事情が伺えます」
 二杉さんによると、一品300円前後の商品を並べた場合、客単価は2000円前後となる。しかし、回転率を上げることができるため、収益の確保を見込めるというわけだ。二杉さんは今後、居酒屋のこうした低価格路線の業態は増えるとみている。もっとも、「安くて、きちんと利益の出る構造を作ることが大事。原価の安い食材やメニュー作りが鍵になるでしょう」と指摘している。
 ちなみに、東京・銀座では20~40代のサラリーマンやOL、学生が足繁く通う低価格バーも人気を集めている。「銀座300バー」もその一つだ。店内のメニューがやはり全品315円で、チャージ料金もかからない。お酒の種類は150~200点、フードメニューも50品目と品揃えが豊富。
 ゼネラルマネージャーの川幡雄一郎さんによると、中には1人でふらりと来る人もいるとか。最近ではクチコミでの評判もあり、2店舗合計でひと月に8000人は訪れるそうだ。
カテゴリー: 総合
投稿者: maruzen
もっと楽しい仕事はないかな?
もっと楽しい職場はないかな?
もっと楽しい人生はないかな?

楽しい何か?があればいいなぁと思ってしまいがちです。
しかし,周りを見回してみて,楽しい何かってありそうでしょうか。
もっと楽しい仕事?職場?人生?
そんなふうに考えても,青い鳥を探すようで,なかなかこれだ!というものにないことに気づきます。

楽しい仕事ではなく,楽しく仕事をしていると楽しい仕事になるのです。
楽しい職場ではなく,楽しく働いていると楽しい職場になるのです。
楽しい人生ではなく,楽しく生きていると楽しい人生になるのです。

順番が逆なのです。
楽しめれば楽しくなるのです。
最初から楽しいことなどないのです。辛いことの連続が経営であり人生なのです。
それでも,楽しく思っていると楽しくなってくるのです。

あなたは,楽しく仕事をしていますか?楽しく生きていますか?

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投稿者: maruzen
国内食品最大手のキリンホールディングスと同2位のサントリーホールディングスが経営統合に向け交渉に入ったことが13日、分かった。統合が実現すれば、ビールと清涼飲料でそれぞれ国内トップとなるほか、平成20年3月期の両社単純合算の連結売上高は3兆8200億円と、世界でも最大級の酒類・飲料メーカーが誕生する。食品業界の勢力図が塗り変わるのは確実で、国際的な業界再編が加速する可能性も出てきた。
 まず、両社それぞれの持ち株会社を統合し、その後に傘下の各事業会社を統合する方向で協議しており、早期の合意を目指す。景気低迷や少子化で国内市場の縮小が避けられない中、統合で国内の基盤を固めるほか、今後の成長が見込まれる海外市場開拓にも力を注ぎ、収益力を高める狙い。
 統合後の両社の連結売上高は、国内食品3位のアサヒビール(1兆4627億円)を2.6倍に達し、世界の食品会社でも、米飲料事業最大手のペプシコや米総合食品大手のクラフト・フーズと肩を並べる。
 国内酒類・飲料でも圧倒的なシェアを握る。キリンとサントリーの20年の国内ビール類飲料シェアは2位と3位。統合後はシェアで49.6%となり、37.8%で首位のアサヒビールを引き離す。清涼飲料でもキリンは3位、サントリーが2位で合計31.4%と、20%台後半で首位の日本コカ・コーラグループを上回る。
 統合が実現すれば、戦後長く続いたキリン、アサヒ、サントリー、サッポロビールのビール大手4社体制が崩れることになり、再編機運が高まるのは必至。また、今回の統合が引き金となり、低採算にあえぐ、他の食品業界の再編をうながす可能性もある。
 ただ、今回の統合に関してキリンは同日「物流や調達で協働を進めているが、統合に関して、具体的に決定している事実はない」との声明を発表している。
 国内の飲料業界の地図ががらっと変わりそうです、彼らは世界マーケットを視野に統合を考えているのでしょうねぇ。
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投稿者: maruzen
 百貨店やインターネット上ではお中元商戦が盛んですが、お中元を贈る習慣がある家庭はどのぐらいでしょうか?
 既婚女性に「毎年、お中元を贈る習慣があるか」を聞いたところ、50代の約8割が「ある」と回答したのに対し、30代は約5割にとどまりました。「必要性がわからない」(38歳)という30代が多い一方、「贈ってもお返しをくれたりするから、ムダだと思うことがある」(53歳)という50代も多数。全体でみると、年代が若いほど贈る習慣がなく、この伝統行事の存続が気になるところです。これは我々外食産業に携わる者としても将来非常に不安になる記事です。
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投稿者: maruzen
昨年11月に開店した山梨県南アルプス市の「桃園ロボットラーメン」のラーメンが話題を呼んでいる。その名の通り、ロボットがラーメンを作る。ロボットの方も、店主の内田義平さん(60)が総額約2000万円をかけた「手作り」だ。
 店に入ると目の前にパソコンが1台。客はマウスをクリックして「しょうゆ」「塩」などの味、濃さ、脂の量などを5段階で選ぶ。
 ここから先は一部手動。店員が麺(めん)をゆで始めると同時にロボットのスイッチを押す。ゆで上がる45秒前になると、調合されたスープがベルトコンベヤー上の丼に注がれ、丼は店員の脇でぴたりと止まる。店員が麺とチャーシューやメンマなどを盛りつけ完成。この間、約2分。カップラーメンより早い。中太麺に鶏ガラのだしの利いた昔懐かしい味だ。スープの味は4000万通り以上になるという。
 内田さんは小中学生時代からラジオやステレオを組み立てるのが大好きだった。武蔵工大(現東京都市大学)や富山大大学院に入り、電子回路やモーターの研究に没頭。卒業後は食品会社で乾麺を包装する機械などの製作に携わって昨年退職した。
 10年前、会社に勤めながらそば屋を開いたほどの麺好きでもあり、自作ラーメンを友人に試食してもらったところ「濃い」「薄い」と評価はバラバラ。「ならば、お客さんに味を決めてもらうしかない」とロボット化を思いついた。
 03年ごろから自宅で少しずつ開発を進め、手に入らない部品は自ら図面を引き、鉄工所に製作を依頼した。
 ようやく昨年11月にロボットが完成したが、最初は味のないラーメンになったり、スープがこぼれてパソコンが壊れたりとトラブルが頻発。調整を繰り返して事業化にこぎ着けた。
 各種ラーメン500円。ミニラーメン300円。今後は麺や具をのせる作業の自動化やロボット自体の小型化を目指す。早ければ今年中に甲府市で2号店をオープン予定。内田さんは「ゆくゆくは量産して世の中に足跡を残したい」と意欲を燃やす。
カテゴリー: 総合
投稿者: maruzen
<全体概況>
5月度売上状況は、全業態トータルで前年同月比 102.1 %と前月に引き続き 2ヵ月連続で前年を上回った。昨年に比べ、休日及び土曜日の日数がともに1日ずつ多かったことやゴールデンウィーク(以下 GW )も5連休と1日長かったこと、また東京では雨天日数も少なく気温も高く好天に恵まれたことなどから 、客数は 101.4 %と引き続き前年を上回り、堅調な持ち直しをみせている。
店舗数は 99.8 %とほぼ前年並み、客単価は 100.7 %と前年を上回った。

<業態別概況>
■ファーストフード業態
・ 売上は前年同月比 106.3 %と引き続き好調に推移した。店舗数 101.9 %、客数 103.3 %、客単価 102.9 %といずれも前年を上回る。中でも、洋風チェーンでは客数はほぼ前年並みだったものの、客単価が 105.4 %と前年を大きく上回り、売上は 105.9 %と伸長した。持ち帰り米飯/回転寿司チェーンは客数 108.8 %の大幅な増加により、売上は 106.2 %と前年を上回った。また、麺類チェーンは店舗数の増加により客数が 117.4 %と大幅な増加により、売上 114.6 %と好調に推移した。

■ファミリーレストラン業態
・ 売上は前年同月比 99.9 %と前年並みに推移した。客単価は 99.1 %と前年を若干下回ったものの、客数は 100.8 %と前年を上回った。中でも、 焼肉チェーンは客数( 105.1 %)の大幅な増加により、売上 102.9 %と前年を上回った。

■パブ・居酒屋業態
・ 売上は前年同月比 96.4 %、客数、客単価ともに前年を下回った。(それぞれ 98.4 %、 98.0 %)GWで祝日が多く法人需要が減少したことや5月中旬に報じられた関西地区での新型インフルエンザ感染の影響も客数減少の要因と考えられる。

■ディナーレストラン業態
・ 売上は前年同月比 95.6 %、客数は 95.5 %と前年を下回ったが、客単価は 100.2 %と前年並みに回復した。

■喫茶業態
・ 売上は前年同月比 92.7 %、客数は 92.1 %と下回ったが、客単価は 100.7% と前年を上回った。