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December 2009 の投稿一覧です。
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投稿者: maruzen
「年越しそば」で1年を締めたら、1年の始まりには“年明けうどん”を――。香川県のさぬきうどん振興協議会が提案する取り組みが、各社に広がり始めている。日清食品は早くも発売を開始しているほか、セブン-イレブン・ジャパン、ダイエーなども2010年1月1日より店頭に並べる。「純白で清楚なうどんを年の初めに食べることにより、その年の人々の幸せを願う」という“年明けうどん”が全国でさらに普及するか、注目が集まる。
 “年明けうどん”の取り組みは今年で2年目。うどんの普及と活性化を願い2008年に企画され、今年の7月には商標登録された。古来より長寿を祈る縁起物として食べられていたうどんに、紅色かまぼこや梅干しなど新春を祝う紅色の具材を加えたメニューで、元日から15日までの間に食す。
 日清食品の『日清のどん兵衛 年明けうどん』(税別170円)には大粒の梅干しと太麺で紅白を、とろろ昆布と寿かまぼこで正月のめでたさを演出。また、フタの裏には“開運おみくじ”を付けた。今月31日まで予約も受け付けるセブン-イレブン・ジャパンの『年明けうどん』(温・冷 税込各390円・590円)には海老天、赤かまぼこが入っているほか、電子レンジ加熱で食べられる『カップ年明けうどん』(398円)も用意した。同社は2009年1月に『カップ年明けうどん』を関西・中国地区で地域限定発売しており、好評だったことから全国での展開を決定。生めんには国産の小麦粉を使用し、見た目のみならず味わいにも気をくばったという。
 また、元日より営業を行うダイエーが取り扱うのは『年明けうどん(カニカマ天)』(税込228円)、『年明けうどん(海老天・カニカマ天)』(同358円)の2種類。同社はそのほかにもうどん玉や明太子、梅干、かまぼこ、キムチなどのトッピング用食材を約40品目用意し、同活動の普及を行う。また、讃岐うどんチェーンのはなまるうどんも、有頭海老の天ぷらを2本使用した商品(小399円・中504円・大609円すべて税込)を展開する。
 さぬきうどん振興協議会は今後、イベントの実施や関連商品の発売などさまざまな活動を展開し、「地元香川のさぬきうどんのみならず、全国の名産うどん活性化に大いに貢献したいと考えている」としている。
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投稿者: maruzen
 牛丼チェーン「吉野家」を運営する吉野家ホールディングスは28日、来年1月11日~21日までの11日間の期間限定で牛丼と牛鮭定食の価格を80円引きで販売すると発表した。並盛りが380円から300円になる。ライバルの「すき家」や「松屋」などが相次いで値下げに踏み切る中、吉野家は定価は据え置き、期間限定値下げを定期的に実施することで対抗する。
 吉野家によると、松屋が並盛りの定価を60円下げて320円にした今月3日以降、都心の隣接店の客数が2%減ったという。さらに7日からすき家が業界最安値の280円に引き下げると、郊外店で5%の影響が出たという。
 このため、吉野家も限定値下げで集客のてこ入れが必要と判断した。ただ、当面は定価の引き下げは行わない方針。「期間限定のキャンペーンで対応する。今回のキャンペーンで取り戻せる」(企画本部)としている。
 吉野家は味へのこだわりから、割高な米国産牛肉を使用しており、恒常的な値下げは困難だったとみられる。
大手外食チェーンの安値競争(戦争?)は来年も続きそうです。ここまで安くなると完全に体力勝負の様相を呈してきました。「潰しあい」と言ったほうがいいかも知れません。  専務 小栗豊人
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投稿者: maruzen
クリスマスに”チキン”を食べるのは、日本独特の習慣で、欧米では、クリスマスには”七面鳥(ターキー)”を食べるのが一般的ということは、みなさん、ご存知でしょうか?
 元々は、アメリカに移り住んだ清教徒(プロテスタント教会派)が、収穫祭のときに食べたのが野生の七面鳥の肉で、これがヨーロッパにも伝わり、クリスマスに七面鳥を食べる習慣が広がったそうです。
”クリスマスを祝う”という習慣は、同様に日本にも伝わりましたが、日本では、なかなか七面鳥の肉が入手しづらい・・・。
そこで、1974年12月、当時日本でFC展開を進めていたケンタッキーフライドチキン社が、「クリスマスにはチキンを食べよう!」と、大々的なクリスマスキャンペーンを打ち出し、それが時を経て、”クリスマスにチキンを食べる”という習慣が日本に定着したそうです。
飲食店から発信された”アイデア”が、”国民の文化”にまで発展するって、ホントに、スゴイことですよね。
ひょっとしたら、みなさんのお店が発信するアイデアが、人々の意識を変え、爆発的な売上を生み出すような「ヒット商品」を生み出すかも知れません。
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投稿者: maruzen
 さて今日は、日経レストランが選んだ「2009年の外食ヒットランキング」をお伝えします。
★6位 漁師系居酒屋

 トロ箱を積み上げた店舗に裸電球がぶら下がり、威勢のいい店員が接客する。メ
ニューは、刺身や魚介類のあぶり焼きなどが中心で、価格も300円台から1000円以下
と手ごろ。「トロ函」(東京・赤羽、上野など)、「根室食堂」(東京・新橋、渋谷
など)が代表的。

★7位 トマト鍋

 トマトを入れた鍋。ミネストローネを日本の鍋にアレンジしたような料理だ。いろ
いろな店でメニューに取り入れているほか、カゴメがトマト鍋用のスープを商品化す
るなど、家庭にも広がっている。

★8位 格安ワイン

 1000円を切る格安のワインが続々登場。ボージョレ・ヌーボーも、イオンで980円、
西友で880円といった価格破壊品を販売し、話題となった。

★9位 肉のテーマパーク

 小さな店が集まった横丁スタイルの“肉のテーマパーク”が次々オープン。東京・
神田の「神田ミートセンター」、新宿の「ホルモン横丁」、そして、南大沢(八王子)
の「東京ミートレア」と続いた。「とんかつパフェ」といった斬新なメニューも。

★10位 タジン

 「タジン」はモロッコやチュニジアなど北アフリカの煮込み料理で、タジン鍋はふ
たが三角錐の特徴的な形をした鍋。タジンをメインに据えた店も続々登場した。タジ
ン鍋そのものも通販などでよく売れた。


★3位 ハイボール

 ウイスキーを炭酸水で割ったもの。最近は、シャンパン(スパークリングワイン)
の人気が急速に高まり、日本酒でも発泡性の商品が増えるなど、泡モノが脚光を浴び
ている。ハイボールは水割りに比べ、味わいが軽やかで食事と一緒にも楽しめる。最
近は、ファストフードの「バーガーキング」でも提供を始めている。

★4位 ノンアルコールビール

 4月にキリンビールが、全くアルコールを含まないビールテイスト飲料「キリンフリ
ー」を発売し、大人気に。道路交通法で売り上げが減った飲食店の“救世主”的ドリ
ンクとなった。大手ビールメーカが次々と追随し、アサヒは「ポイントゼロ」、サッ
ポロは「スーパークリア」、サントリーは「ファインゼロ」を出している。

★5位 ホルモン

 ホルモン専門店が急増し、「ホルモンヌ」(ホルモン好きの女子)なる言葉も生まれ
た。五苑マルシングループが4年前から展開している「情熱ホルモン」はここにきて急
増。2009年中に約190店舗に達する。


★2位 餃子の王将

 今年最もマスコミに取り上げられた飲食店の一つ。「チェーンだが、店舗運営の自
由度が高く、メニューや販促は各店の店長がかなり独自に決めている」といった話
は、今や一般消費者も知っている。


★1位 均一価格居酒屋

 280円、300円といった、安価な均一価格の居酒屋が続々登場し、人気を集めた。代
表格が「鳥貴族」(280円均一)。ほかに、モンテローザの「笑笑300円厨房」(300円
均一)、コロワイド東日本の「うまいもん酒場えこひいき」(299円均一)、三光マー
ケティングフーズの「東方見聞録」(270円均一)などがあり、各社さらなる拡大を
図っている。


 こう見てくると、「気取らない」「高くない」「長居しない」という「3ない」を
満たすものが流行っています。ヘルシー志向が根強い中、肉の人気が高まっているの
も今年の傾向です。「安くガッツリ食べることで、元気をもらいたい」という気持ち
が表れているように感じます。

 ちなみに、番外編は――。

★「家飲み」……外食を控え、家で飲み食いを楽しむ人は増えましたね。今はお取り
寄せなどでいろいろな食品が手に入るようになったので、かなり豪華な家飲みが可能
ですから。

★「植物工場」……今年の秋ごろから、急に耳にすることが増えました。大戸屋で導
入し始めており、試験的に設置しているところも多く、農林水産省の報告書に載って
いるだけで全国50カ所に上ります。
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投稿者: maruzen
すかいらーくは東海地区にあったファミリーレストラン「ジョナサン」の全店
を、客単価が低い「ガスト」などに転換した。自動車産業の不振をうけて名古
屋地区の景気が低迷し、客数が落ち込んでいることに加え、食材を近畿地方の
セントラルキッチン(集中調理施設)から運んでいたため、運営効率が悪いと
判断した。大手外食産業の苦悩が垣間見れますねぇ。
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投稿者: maruzen
これから,本格化する高齢化社会。
経験豊かなお年寄りが増えることは,若い人たちにとって知恵を授けてもらえますから,
よいことであります。
経験しなければわからないことは,人生においてまた経営においてたくさんあります。

しかし,気をつけなければいけないこともあります。
年上の人たちが増えてくると,年下は年上を頼ってしまうということです。
それも無意識に,です。

わからないこと疑問に思うことを,経験豊かな年上の人たちに訊けば,明快に答えてくれます。
また様々な困難を乗り越えてきた年上の人の話を聴くことによって気づくことも多々あります。

なるほど!そういうことか!
感心してまた年上の人に教えを無意識に請うてしまいます。
教えてもらえればヒントやアドバイスをもらえます。

しかし,ここが落とし穴です。
すぐに請うと自分で考える習慣を失います。
答えがない中で,こうかな?ああかな?
と自分で思案することにより,思考力は高まります。
あれこれ仮説を立てることにより,
想像力が磨かれ経営者に最も必要な力「勘」が磨かれます。
年上の人に頼りすぎることは,自分の思考力,想像力,勘の力を低下させてしまうのです。

年上の人たちが増えてくると,無意識に「教えを請う」ことをしがちです。
その前に,自分なりに考え自説を立てることを心がけることが肝要です。
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投稿者: maruzen
  私は数年前までほとんど朝食を採らず、珈琲だけで過ごしてました。
結婚して妻が朝食をしっかり食べる人なので、それに合わせて摂取してから会社に行くようになったのですが、その頃から急に仕事が順調になり朝からバリバリ働けるようになりました。
 今までは頭のエンジンがかかるのが午後で、夕方から本格稼働で仕事が終わるのが9時、10時という感じでしたが今ではすっかり朝方になり、午後には仕事も全て終わり、定時で帰宅し、夕食後に趣味までできるほど時間ができました。
 人間は朝食をしっかり食べた方が良さそうです。
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投稿者: maruzen
ローソンは12月3日、自主で企画し価格105円のプライベートブランド「バリューライン」の品揃えを平成22年4月をめどに11月末現在の500品目の約2倍となる1000品目に拡充すると発表した。バリューラインの22年2月期の売上高見込みは500億円としているが、商品の拡充で翌23年2月期には700億~800億円への拡大を目指す。
 「ローソンストア100」と「SHOP99」の店舗で店内で調理したフライドチキンやポテトなどのファストフードを展開する。22年2月期末までに導入する店舗を50店舗に増やす計画だ。
 また、量を少なくすることで低価格化を実現した新ブランド「バリューライン・プレミアム」の商品ラインアップも拡充する。現在、ジュースなどを取りそろえているが、今後は食パンやデザート、飲料などの商品にも拡げる予定だ。

外食とコンビニの中食との競争激化が今後ますます進みそうですねぇ・・・。
 専務 小栗豊人