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September 2010 の投稿一覧です。
カテゴリー: 総合
投稿者: maruzen
B級ご当地グルメ日本一を決めるイベント「B-1グランプリ」が18、19日、神奈川県厚木市で開かれる。庶民の味を競う大会も5回目で、出展料理は過去最多。今年こそグランプリをという“老舗”から初参戦の強豪まで全国に及ぶ。経済効果にも期待が膨らみ、厚木大会は60億円との試算も。さて、今年のグランプリは?
 豚の新鮮な大腸を生のまま裏返し、ぶつ切りにしてみそダレに漬け込み、網焼きに。コロコロと丸く、口にすると柔らかな歯応えとその風味のとりことなる。そして、何より安い…。庶民的なこの料理が、第3回B-1グランプリの「厚木シロコロ・ホルモン」だ。
 B-1グランプリはまちおこしを図る青森県八戸市の「八戸せんべい汁研究所」の呼び掛けで平成18年にスタート。その後、全国のB級グルメを統括する「B級ご当地グルメでまちおこし団体連絡協議会」(通称・愛Bリーグ)が発足し、年1回、日本一を決める大会となった。出展による効果はめざましく、1、2回大会を連覇した「富士宮やきそば」を目当てに年間100万人以上が静岡県富士宮市を訪れるという。
 経済効果も抜群だ。前回開催地・秋田県横手市によると、大会期間中の実行委員会費用、観光客の宿泊、消費などで約13億円。これに「横手やきそば」のグランプリ獲得が拍車をかけ、やきそば店や製麺(せいめん)業者への聞き取りでは来店者増による効果は8カ月間で約34億円に上った。
 初の首都圏開催となった今回は初出展18団体を含む過去最多の46団体が参加。前売り引換券は完売し、来場者数も過去最高の30万人が見込まれており、沿線の小田急電鉄は臨時ロマンスカー「B-1グランプリ号」を運行するほど。厚木大会の経済効果は期間中で60億円との試算もある。
 今年の出展料理は悲願のグランプリを狙う「八戸せんべい汁」をはじめ、「甲府鳥もつ煮」、岡山の「ひるぜん焼そば」など初参戦組を含めて九州から北海道まで。
 今回から過去のグランプリは「殿堂入り」して審査対象外となったが、「厚木シロコロ・ホルモン探検隊」の中村昭夫副隊長は「来てもらうことがまちづくりの基本。万食単位で準備しました」と話す。
浜松餃子も参戦されるとのこと、「今年こそグランプリを!」と齋藤公誉餃子学会会長が市長と面談したと昨日の新聞に掲載されていましたが・・・、浜松に明るいニュースが舞い込んでくることを祈っております。
頑張れ浜松餃子学会! 専務 小栗豊人
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投稿者: maruzen
飲食店に置かれてるコショウといえば「GABAN(ギャバン)」というイメージがある。特に、中華料理店やラーメン店にある印象が強い。メタリックに青文字の、商品名むき出しの缶のまま。
他のスパイスメーカーもあるのに、どうしてGABANばかりなんだろう? 株式会社ギャバンに聞いたところ、ルーツにそのヒントがあった。
「創業者は札幌ラーメン横丁を一軒一軒まわって、1缶ずつ販売した経緯があります。ブラックペッパーはラーメンに極めてマッチし、札幌ラーメンが全国に広がるのに合わせて、いつしかラーメン屋さんのカウンターになくてはならないものになっていったのです。また、ホテル・レストランのシェフを直接訪ね、品質の違いを説明するために、その場で缶を開けて香りを確かめてもらったり、簡単な料理をつくり納得してもらうよう手を尽くしました」
1940年代後半から50年代にかけて、日本に流通するコショウの多くには、小麦粉やパン粉が混ざっていた。原因は原料不足。そこで創業者は、食事の洋風化が進めば香辛料の需要も増え、“混ざり物がないコショウは売れるはず”と考えた。そうして1954年、エイト食品(現ギャバン)が設立された。
でも当時、家庭用の香辛料は、他の会社の製品が世の中に浸透していた。そこでGABANは、業務用に特化。品質重視の姿勢で同業他社と差別化を図る一方、ホテル・レストランのシェフや、ラーメン店に売り込む方法をとった。すると品質を丁寧に説明したことが功を奏し、多くの飲食店が使ってくれるようになっていった。
そしてシェフのお墨付きを手に、そのレストランが取引する問屋を紹介してもらうことで、取扱店は少しずつ増加。この手法が、1980年代には中国料理店や焼肉店でも行われ、今のように全国のあらゆる飲食店で、GABANのコショウが見られるようになったという。
ちなみに、あのメタリックな缶のデザインは、お客さんの席に置きやすいよう意図的にスタイリッシュにしてあるんだろうか?
「デザインは創業当初からのもので、(先にも述べたように)弊社は業務用に特化し厨房仕様であるため、特に席に置きやすいようデザインしたわけではありません」
家庭用としても買えるようになった2005年2月まで、長く業務用として存在してきたGABAN。その歴史が、「飲食店でよく見る」という結果につながってたみたいだ。
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投稿者: maruzen
 ビール大手5社が10日発表した8月のビール類(発泡酒、第3のビール含む)の課税出荷数量は前年同月比0.3%減の4260万ケース(1ケース=大瓶20本換算)となった。猛暑にもかかわらず、3カ月ぶりに前年を下回り、8月の過去最低を記録した。
 ビール類の酒類別では、デフレによる不景気などを背景に、低価格の第3のビールが同8.0%増の1308万ケースと30カ月連続プラス。ビール類全体に占める構成比率では30.7%と、8月では初の3割超えのシェアとなった。
 全体の5割を占めるビールも同0.1%増の2270万ケースで14カ月ぶりのプラスとし、8月では5年ぶりの前年超えだった。特に外食向けの業務用ビールは同2.1%増となった。
 ただ、発泡酒は同13.9%減の680万ケースで17カ月連続マイナスだった。
 メーカー別では、8月の販売数量でサントリー酒類が前年同月比3%増、サッポロビールも同6%増とそれぞれプラス。トップシェア争いを繰り広げるキリンビールとアサヒビール(出荷ベース)は前年同月を下回った。

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投稿者: maruzen
「何歳になっても、どんな場合でも、学び続ける意欲を
持つことで、その人本来の輝きが出てくると思います。」世間では、年をとると学ぶことをやめる人がほとんどです。老化によって脳の働きが悪くなるからといいますが、それは本当は違うのだろうと思います。
 人間は学ぶ意欲がある限り、学び続けることができるはずです。結局は、学ぶ意欲の問題ではないかと思うのです。 船井幸雄談
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投稿者: maruzen
<全体概況>
7月度売上状況は、全業態トータルで売上前年比102.5%と1月以来6ヶ月ぶりに前年を上回った。平年より早い梅雨明けとともに始まった全国的な記録的猛暑と、前年より土曜日が1日多かったこともあり、客数が102.9%と好調で、すべての業態で前年を上回った。気温が一定以上高くなると、食欲減退になり、外出を控えることも多いことから、外食には不利だという見方もあったが、今年のような記録的猛暑では、客単価も99.6%とほぼ前年並みを維持しており、猛暑による安価な飲料だけではなく、比較的客単価の高いディナーレストラン業態でも前年を上回った。店舗数増減率は、前年割れの98.8%だった。

<業態別概況>
■ファーストフード業態
・ 客数104.2%、客単価102.2%、売上106.5%と前年を大きく上回った。猛暑で飲料比率が高まったと思われる洋風は、客単価が105.9%と客数の102.1%を上回り、売上108.1%となった。麺類も客数が115.1%と伸び、売上高113.8%と二桁増を回復。持ち帰り弁当/回転寿司も101.5%と前年を上回った。

■ファミリーレストラン業態
・ 客数100.6%と前年を上回ったものの、客単価97.8%、売上は98.4%と前年割れとなり、夜の時間帯が伸び悩んだ模様。業種別では、洋風99.2%、和風95.4%、中華98.3%で、焼肉のみ100.2%と前年を上回った。

■パブ・居酒屋業態
・ 客数は100.3%と前年を上回ったが、客単価97.1%で売上高97.4%と前年割れとなった。

■ディナーレストラン業態
・ 客単価101.4%、客数101.1%で売上高102.5%と前年を上回り、回復傾向がみられる。

■喫茶業態
・ 客単価は98.9%と前年割れとなったが、客数が102.3%と伸びたため、売上高101.1%と前年を上回った。
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投稿者: maruzen
都会の喧騒を今日も生き抜くビジネスマン。彼らの強い味方と言えば、スタミナたっぷりの「ラーメン」だ。そんなラーメンを、出社前にすする“朝ラー”が新たなトレンドとなっているのを、ご存知だろうか?
 手軽で種類も豊富、安ければワンコイン、高くても漱石1枚で食べられるラーメン。今や日本のソウルフードといっても過言ではない。しかし、さすがに「朝からラーメン」となると「腹持ちはよいかもしれないけど……」と及び腰になる方も多いのでは?
 ところがこの“朝ラー”は、思った以上に支持率が高い。有名ラーメン店が開店時間を早め、出勤前のビジネスマンを取り込もうとしていることからも、“朝ラー”人口の増加ぶりがうかがえる。
 たとえば、「ヒノマル食堂 つけ麺なおじ」(新橋)は、朝6時に開店。コクのある醤油ラーメンに親子丼(小)が付いた「朝ラーメンセット」(650円)が人気だ。
「六厘舎 TOKYO」(丸の内)では、通常のつけ汁よりあっさりしたスープに魚介風味を加えた「朝つけ」(580円)を目当てに、朝から行列ができるほどだという。
 昨今の健康志向の高まりをうけ、女性をターゲットにしたラーメン店やヘルシーメニューが増えてきた。今流行りの“朝ラー”は、これまでラーメン文化の土台を支えてきた男性諸氏が抱く心の反動から生まれたものかもしれない。
 そもそも朝に営業しているラーメン店は、深夜勤務や夜通し遊んで帰宅する人たちのために“朝まで”やっていたお店が多かった。今回の“朝ラー”店舗は文字通り“朝から”やっているわけで、同じ時間帯に営業をしていたとしても、微妙に趣が異なる。
 好きなものは好き。朝食だろうが飲んだシメだろうが、「食べたいものを食べたいときに食べたい」ということか。
 だが現実的に考えて、実はビジネスマンにとって朝から700円近い出費は痛い。腹持ちがよいからと昼ごはんを抜く計画かもしれないが、健康のことを考えれば、必ずしも得策とは言えないだろう。
 以前の「これが気になる!」で採り上げた「朝カレー」でも述べたが、朝ごはんのとり方は人によって様々だ。仕事も生活のリズムも異なり、日常的に自宅で朝食をとることが難しいため、「体に悪いとわかっているけど、朝ごはんを食べない」という人も少なくないだろう。
 それでも、できるだけ規則正しい時間に栄養バランスがよいものを食べることは、意識すべきだ。1日の始まりとなる朝食については、なおさらではないか。“朝ラー”は、朝ごはんブームを盛り上げるきっかけになるかもしれない。
 近い将来、「目覚めてすぐに家で食事をとる“朝ごはん”が若者の間で大流行!」などという記事を書くことになったら……とても悲しい。そして、それが必ずしも憶測とは言えない気がするから、怖い。
 藤枝なんかには昔から朝ラーメンの文化があるようですねぇ。