あるイベント会場で、百年前の新聞を見たときのことです。
今と同じような紙面構成でした。
一面は政治、三面は社会・・・。

百年も経っているのに「今と同じか」と思ったものです。
 以前、東京の郊外で雑貨を扱っている小売業の経営者が、「市の資料室から百年前の絵が出てきたが、うちの店が書かれていました。ショックだったのは、今とそっくりだったことです」
と、百年工夫をしなかったことを嘆いておられました。
私が百年前の新聞を見て感じたことは、「百年も経ったのに、時代に合わせてないなあー」という感想です。
 「百年も 同じ形で 生きてると 改善よりは 革命起こせ!」
特に情報は、時代とともに、必要なものが変わってきますし、出てくる情報もそれまで無かったものが出てきます。
時代に合わせることが、生き残りの戦略になります。
今回も多かった、世代で分けるとか、女性の新聞などは、これにあたります。
どうして新聞だけが出来ないのか不思議な気がします。
毎日発行しているので、忙しくてその暇がとれないのか。それならば「常に先を考えている人」を作ればいいのに・・・と私は思いました。