日本マクドナルドが2月15日から全国でキャンペーンを開始した新しいレギュラーコーヒー「プレミアムローストコーヒー」(Sサイズ100円)の販売が好調だ。
2月15日のプロモーション開始から1カ月半の3月27日までに3000万杯を販売。これは、昨年度発売杯数である約1億2000万杯の4分の1にあたる。
売り上げが多かった店舗(2月15~29日の2週間)は、1位「新梅田店」(大阪市北区)、2位「池袋西口店」(東京都豊島区)、3位「新橋日比谷口店」(東京都港区)、4位「新宿スバルビル店」(東京都新宿区)、5位「JR名古屋駅店」(名古屋市中村区)など、いずれもオフィス街近隣の駅前店という立地。通勤途中のサラリーマンやOLなど、いわば“大人”に評価されたと言えそうだ。なかでも1位だった新梅田店は、昨年度の1店舗1日あたりのコーヒー販売数(全国平均)の18倍近い売り上げを達成した。
「プレミアムローストコーヒー」を導入した2月度の月次セールスでは、全店売上高が対前年比+6.0%、既存店売上対前年比プラス5.2%となった。既存店客数対前年比でも+10.0%と2桁の伸びを示し、日本マクドナルドでは「プレミアムローストコーヒー」の投入が寄与したと分析している。