セブン&アイホールディングスは20日、傘下の大手ファミリーレストラン「デニーズ」の商品の約2割を9月11日から値下げすると発表した。ガソリン価格の高騰によるクルマ離れで、郊外型店舗の多いファミリーレストランは売り上げを落としている。値下げによって集客を増やす狙いだ。
 値下げ対象はメーン料理やデザート、ドリンク類など23品目。下げ幅は10~110円になる。使用する主要食材は変えず、梱包(こんぽう)を見直したり、無駄が出ないよう発注精度を高めたりするなど仕入れ作業の合理化によってコストを削減する。