ゼンショーが展開する郊外型ファミリー牛丼店「すき家」は、4月23日から全店で、主力商品である牛丼とカレーを値下げした。
新価格は、牛丼では、並盛350円→330円、肉1.5盛・大盛各450円→430円、特盛550円→530円、メガ680→660円。カレーではミニ280円→250円、並盛380円→330円、大盛480円→430円、メガ600円→550円。カレー商品は提供する4種類すべての価格を変えるとともに、カルダモンスパイスを新たに味付けに使用した“NEWスパイシーカレー”として、内容もリニューアルした。主力商品の牛丼とカレー計10商品中、価格が変わらないのは牛丼のミニ(270円)のみ。
同時に、店舗オペレーションのいっそうの効率化を目的に、04年2月の牛丼販売中止以来の人気メニューだった豚丼(並盛300円)の販売を休止した。
すき家の店舗数は1214店舗(4月15日現在)で、牛丼チェーンとしては最多を数える。同チェーンの月次推移を見ると、既存店客数が昨年11月から今年1月は前年を上回って好調だったが、2月93.2%、3月91.1%と前年を大きく割り込み、売上高も90%台前半になっている。