日本マクドナルドホールディングス株式会社が、1月17日に創業以来全店売上の最高記録を達成したことを発表した。1日の売上は、速報値で28億1180万円という大記録だ。
前回2009年3月29日に達成した26億4000万円という記録を大幅に更新しての最高記録。記録更新の理由の1つとして、1月15日から販売を開始した期間限定“Big America”キャンペーンの1つ「テキサスバーガー」(400~420円)の好調ぶりが挙げられる。
その「テキサスバーガー」は、ビーフとフライドオニオン、スパイシーなバーベキューソースとマスタードがピリッと効く、テキサスの荒野をイメージしたワイルドな味が特徴。あまりの人気と予想を上回る販売数により、1月20日(水)からは数量限定での販売に切り替えるという。
数量限定販売は、全国の約3700店が対象(一部店舗を除く)。テキサスバーガー専用のフライドオニオンやソースなどの資材の在庫状況と今後の販売予測などから、1月31日(日)まで毎日数量限定で販売する。売り切れで「テキサスバーガー」を食べられなかった人に対しては、店頭でクォーターパウンダーセットの割引クーポンを渡すなどの対応をする。
不況の影響で1食あたりの価格が下がり、ますます需要が高まるファストフード界。次々と新商品を出すマクドナルドの躍進は、まだまだ続きそうだ。
「テキサスバーガー」(400~420円)
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