本屋に行って立ち読みをしている人達の多くは最新の情報にばかり興味を持っているようだが、過去を生き抜いた歴史上の人物の名言や、歴史そのものの方が現代を生き抜く上で役に立つことが多い。
 例えば、戦国時代の平均寿命が30才や40才ということを知って当時30代を迎えたばかりの私は毎日を大切に生きようと思った。
 と同時に当時でも70代まで生き抜いた人々は栄養価の高い食事を採っていたことなどを知って食」について真剣に考えるようになったりと、たったひとつのヒントが5にも10にも知識を広めようと意識する。
 こうした興味の連鎖が起きることが脳にはとても良いと思う。最新の情報は先が読めない。過去に学ぶと思考の連鎖が脳を磨き上げる。