明るい人に人は集まります。
陰気で暗い人には,どうしても人は集まりません。
明るくて元気な人のそばにいれば,なんだかわけはわかりませんが,自分も明るく元気になります。

社長には演技力が求められます。
明るく元気よく,「しんぱいないさぁ~」と,朗らかに振る舞う力です。

人は気分によって行動が決まります。
明るく元気な気分の時は,行動的になります。
鬱々として陰気なときは,家を一歩も出るのが嫌になります。
経営は,失敗しようが何しようがものともせず,突き進む行動力が最重要です。
行動するためには,行動したくなるような前向きな気分に自己制御することが求められます。

明るい人に人は集まる。
会社も同じことが言えます。
明るい会社にお金は集まります。
陰気で暗く「もうだめだよね」「やってもしょうがないよ,景気が悪いんだから」「あ~あ,まいったよなぁ」
そんな言葉が飛び交う会社に,お金が寄ってくるわけがありません。
お金は,元気な人や元気な会社が大好きなのです。

「厳しいときだから,頑張ろう!」
「暗いこの時代だから,明るく行こう!」
「後ろ向きにならず,前向きに行こう!」

このような言葉も社内で飛び交いますが,不要な言葉があります。
それは,前段の言葉です。
「厳しいときだから」
「暗いこの時代だから」
「後ろ向きにならず」
この前段の言葉は不要です。
これらを言うと,今が「厳しく」「暗く」「後ろ向き」ということを無意識に肯定してしまうからです。

前段の言葉は不要です。
「頑張ろう!」
「明るく行こう!」
「前向きに行こう!」
これだけで,充分です。
これだけ言っていれば,会社は明るく元気になっていきます。

明るい会社にお金は集まる。
同じ仕事をするのなら,明るく元気に朗らかに楽しく前向きにまいりませんか。
         二条彪氏のコメント