昔,経営の師匠から教わったことの一つです。
マメとは,いろいろ気がつくということです。
細かいところにまで気づき,先に手を回しておく。
「おお!そこまで考えてくれていたのか!」と相手の人は感激します。
社員やお客様の一手先を読んで,マメに動き回る。
マメさを分解すると,そんな気遣いと行動力となるでしょう。
マメさは,天性のものだと思っている人もいます。
生まれつき,という意味です。
生まれつき気が利く人もいるでしょうが,本人の心がけ次第でマメさ身につけることはできます。
まずは,時間の許す限り,想像するということです。
いつまでも想像していたらきりがないですから,時間が許す限りです。
こうなってああなって,こうきたらああして。
そんなふうに頭の中で,想像することが,マメさの第1歩です。
マメさは,想像の大きさに比例するのです。
また,自分の労苦を気にせず行動してみるということです。
これをやったら辛いなとか,これをやっても実入りが少ないな,などと考えていると行動はできません。
マメさは,どんな小さなことでも厭わない行動力なのです。
あとは,マメな人を真似るということです。
周囲にマメな人がいたら,どんなことをするか観察して自分でもやってみるようにします。
これはお手本がありますから,かなり早いスピードでマメさを身につけることができます。
商売がうまい人は,とにかくマメです。
「ここまで気が回るか!」と,ほんとうに感心してしまいます。
マメって,どんなことだろうか?
そんなことも,社内のみんなで考えてみてはいかがでしょうか。