セブン&アイ・ホールディングス(HD)は27日、セブン-イレブンやイトーヨーカドー、デニーズなど傘下の店舗1万店にWi-Fi接続サービス「セブンスポット」を導入すると発表した。導入店舗内では、来店客が無料でスマートフォンやパソコンなどを高速インターネットに接続できる。
 同サービスは昨年12月に開始、これまでは東京23区内の約1100店で展開しており、これを一気に拡大する。来年中には、全国ほぼ全ての店舗となる約1万4千店まで拡大をめざす。
 店舗内から先は光ファイバー回線でいろいろなネットにインターネット接続する。AKB48のコンテンツをダウンロードできるほか、店舗の割引クーポンなども配信する。
 震度5強以上の地震など、大規模災害の発生時に社会インフラとして活用してもらうことも視野に置いており、「店舗への集客の武器にしたい」(セブン&アイHD)という。