手紙を書くということは、自分が会いたいと思っている人に出会い、うまく人間関係を築いていくための最も大切な方法です。
 まず、最低5回は手紙を出すことがポイントだそうです。それでは、どのような内容の手紙を5通出せば良いのでしょうか?それはこのような感じです。
 ■1通目の手紙
 最初のレターにはなるべくたくさん相手の名前を入れる。それからこちらの願望も忘れずに。そして相手をたくさんほめる。
 ■2通目の手紙
 基本的に1通目の手紙と同じ。ただ押しつけがましくならないようにする。
 ■3通目の手紙
 もっと謙虚な文章にする。相手に「こういう問題はどうでしょうか?」相談をもちかける。3号まで出すと返事が返ってくる可能性が高まる。
 ■4通目の手紙
 返事がくればその返事として書く。この段階で多少自分のことを書いておく。
 ■5通目の手紙
 「今度お近くへまいりますので、ちょっと時間をいただけませんか」と謙虚にお願いする。ここまでくると会ってくださる可能性が高まる。会う場合は手土産を忘れずに。
 注意点はどんなに字が下手であろうと、ワープロ文字はやめて、必ず手書きの手紙にするということです。
 今の時代、「努力や苦労を買う時代」だと言われます。自分のために努力して手紙を書いてくれたという思いは、必ず相手に伝わるものです。確かに年賀状一つとってみても、「印刷されている年賀状には、ほとんど目を通さないが、自筆で書いてある手紙に関してはよく見る」という現象があるのではないでしょうか。
 メールに慣れてしまっている方が多い世の中であるからこそ、手書きの手紙を書くことに対する価値は高まるはずです。恋愛も仕事も同じことですね。