イオンは29日、サントリー酒類(港区)と共同開発した第3のビールを、同社のプライベートブランド(自主開発商品)として発売すると発表した。
 価格は、350ミリリットル缶で100円、500ミリリットル缶は145円と、通常の第3のビールより2割程度安く設定。7月末からジャスコやサティなどグループ31社、約3700店舗で発売し、年間3000万本の販売を計画している。
 イオンとサントリーは1年掛けて商品開発に取り組んだという。製造はサントリーの工場で行い、イオンの物流センターへの直接納品や大量発注などでコストの低減を図った。
 現在、ビール系飲料市場では、第3のビールへの需要シフトが続いており、消費者から低価格品に対する要望が強かったという。今後、発泡酒やビールでPBを手掛けるかどうかについては「消費者からの意見や要望があれば検討していく」(広報)としている。
 ますます家庭で飲む人が増えて外食で飲む人が減っていってしまうような気がするなぁ・・・・。 小栗豊人