ビール大手4社の平成21年6月中間連結決算が7日、出そろった。経営統合に向けた交渉を進めているキリンホールディングスとサントリーホールディングスが、いずれも売上高で過去最高を更新した。12年12月期の通期予想でも経常利益で過去最高を見込んでおり、“勝ち組”連合の威力改めて鮮明になった。アサヒビールも中間期で過去最高の売上高を記録したが、その差は歴然。減収となったサッポロビールも含め、残された2社の次の一手に注目が集まりそうだ。