日経MJ(流通新聞)によると高速道路や幹線道路沿いに市町村などが設置し、地元産品を販売する「道の駅」の利用者が増えている。日経産業地域研究所が全国の成人男女に尋ねたところ、最近1年間に1度は利用した人は6割を超え、2、3年前より利用を増やした人も全体の3割近い。
 道の駅は3月1日現在で全国に936カ所(国土交通省への登録数)ある。最近1年間に1度以上利用した人は全回答者の62・1%。2、3年前より利用が減った人は4%しかなく、「増えた」が28・5%と3割近い。「変わらない」が29・6%だった。「増えた」割合は、最も低かった中部でも24・7%と4分の1を占めている。
 購入額の平均は約2,200円。生鮮食品だけの購入額平均は1,500円で、生鮮食品を2,000円以上買った人は35・4%と3分の1強だった。