中国家電最大手のハイアールグループ(海爾集団)が来年1月から、三洋電機の商品ブランドを継承した洗濯機や冷蔵庫を日本国内で販売することが17日分かった。洗濯機ブランドの「アクア」を冷蔵庫にも使い、既存の低価格商品と合わせて日本でのシェア拡大を狙う。
 ハイアールと三洋が18日にも最終合意し発表する。両社は7月、11年度中に日本と東南アジアの三洋の冷蔵庫・洗濯機事業をハイアールが約100億円で買収することで基本合意し、詳細を協議していた。
 ハイアールは日本国内では、中国など海外で生産した低価格商品と、中高価格帯のアクアブランドの2本柱で販売する。これに伴い、ハイアールは日本での売上高を10年の約100億円から300億~400億円へ拡大を目指す。
業務用厨房機器はどうなってしまうのでしょうか??