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April 2011 の投稿一覧です。
カテゴリー: 総合
投稿者: maruzen
<全体概況>
 外食産業の2月度売上状況は、外食各社の積極的な販促キャンペーンや新商品投入などが引き続き功を奏し、全業態トータルで前年比101.5%と昨年の7月から8ヵ月連続で前年を上回った。しかし、業態別、地域別には斑模様で、一部では郊外型店舗の売上げ減少も見られる。全体の客単価は前年比98.0%と下回ったが、客数が前年比103.6%と好調に推移し、売上の伸びを牽引した。店舗数は前年比99.1%と、昨年の4月からほぼ同水準で推移している。

<業態別概況>
■ファーストフード業態
・ 客単価96.9%にもかかわらず106.2%という客数の大幅な伸びにより、売上は102.9%と前年を上回った。業種別では、麺類と和風が月替わりで牽引し、今月は麺類が店舗数前年比111.9%、売上も107.1%と大きく伸びた。持ち帰り米飯/回転寿司及び和風も、それぞれ103.3%、103.2%と伸びを示した。和風各社は今月も積極的な販促策を継続し、客単価が93.7%と前年割れする一方、客数は110.2%と大きく伸ばしたため、売上は103.2%と前年を上回った。また、洋風は客数が105%と伸びたが、客単価が96.5%と下がったため、売上は101.3%にとどまった。

■ファミリーレストラン業態
・ 客数、客単価ともそれぞれ100.2%、100.7%と前年を上回ったため、売上も100.9%と僅かだが前年を上回った。業種別で、前年を上回ったのは焼き肉の104.4%と洋風の101.9%で、和風、中華はそれぞれ99.1%、96.8%と前年を下回った。

■パブ・居酒屋業態
・ 客単価100.3%、客数98.1%で売上は98.4%と前年割れとなった。特にパブ・ビアホールは客数95.9%、客単価97.3%で、売上は前月の89.2%からは回復したものの93.2%と前年を下回った。一方、居酒屋は店舗数前年比が102.4%と伸び、客単価100.8%、客数98.6%により、売上も99.4%と僅かな前年割れにとどまった。

■ディナーレストラン業態
・客数は98.2%だが客単価102.3%と昨年10月から5ヶ月続けて回復中で、売上も100.5%と僅かだが前年を上回った。

■喫茶業態
・ 客単価100.3%、客数99.4%で、売上高も99.7%とほぼ前年並みとなった。
3月11日の震災以降は急激な落ち込みが全国的に予想されます。まもなくGWを迎えます、自粛ムードが一日も早く明けて飲食店舗に賑わいが再び早くやってくることを切に祈っております。 専務 小栗豊人
カテゴリー: 総合
投稿者: maruzen
最近プリンターを買い換えました。
エプソンの6色インクジェット方式から
ブラザーの4色顔料インク方式のものに。
印刷速度は格段に早くなりましたが、
印刷された色の鮮明さが消え、全体的に地味な仕上がりに。
 写真プリントも地味な感じで仕上がり、すぐ色あせます。やっぱりキレイに印刷するならインクジェット方式の方がいいですよ。結構後悔しちゃってます。
カテゴリー: 総合
投稿者: maruzen
明るい人に人は集まります。
陰気で暗い人には,どうしても人は集まりません。
明るくて元気な人のそばにいれば,なんだかわけはわかりませんが,自分も明るく元気になります。

社長には演技力が求められます。
明るく元気よく,「しんぱいないさぁ~」と,朗らかに振る舞う力です。

人は気分によって行動が決まります。
明るく元気な気分の時は,行動的になります。
鬱々として陰気なときは,家を一歩も出るのが嫌になります。
経営は,失敗しようが何しようがものともせず,突き進む行動力が最重要です。
行動するためには,行動したくなるような前向きな気分に自己制御することが求められます。

明るい人に人は集まる。
会社も同じことが言えます。
明るい会社にお金は集まります。
陰気で暗く「もうだめだよね」「やってもしょうがないよ,景気が悪いんだから」「あ~あ,まいったよなぁ」
そんな言葉が飛び交う会社に,お金が寄ってくるわけがありません。
お金は,元気な人や元気な会社が大好きなのです。

「厳しいときだから,頑張ろう!」
「暗いこの時代だから,明るく行こう!」
「後ろ向きにならず,前向きに行こう!」

このような言葉も社内で飛び交いますが,不要な言葉があります。
それは,前段の言葉です。
「厳しいときだから」
「暗いこの時代だから」
「後ろ向きにならず」
この前段の言葉は不要です。
これらを言うと,今が「厳しく」「暗く」「後ろ向き」ということを無意識に肯定してしまうからです。

前段の言葉は不要です。
「頑張ろう!」
「明るく行こう!」
「前向きに行こう!」
これだけで,充分です。
これだけ言っていれば,会社は明るく元気になっていきます。

明るい会社にお金は集まる。
同じ仕事をするのなら,明るく元気に朗らかに楽しく前向きにまいりませんか。
         二条彪氏のコメント
カテゴリー: 総合
投稿者: maruzen
 今回の日本政府の対応の中で最大の過ちは、東京電力の「計画停電」
を許可したことです。計画停電による経済的なダメージは、想定の
範囲を超えていると私は感じています。そもそもピーク時の電力を
抑えることができれば良いのに、「節電」と勘違いした「行き過ぎた
自粛」が散見されます。
 交通機関は運行量を制限し、築地に行っても魚も野菜もなく、公共の
建物を利用したコンサートなどは軒並み中止という始末です。関西
方面にホテルを借りきって“疎開”する人も出ているようです。
 これらの中には本来必要のない「自粛」があります。それによって
莫大な経済的な損失が生まれています。「これは東電が作り出した
人災」だと私は声を大にして言いたいと思います。
 東電が正しく説明をして、ピーク時の電力量を下げるための施策を
考えれば、乗りきれる事態です。私に言わせれば、朝早くから計画
停電を実施しても意味はないですし、今のところ週末も節電の必要性
は薄いはずです。
 この計画停電は今年の冬まで継続の見通しとのことですが、「全力」でこれを阻止する必要があると思います。
 試算すれば分かりますが、火力発電所の復旧や東西電力グリッドの結合などによって夏までに確保される電力を考慮すると、現状から最大で約25%程度の電力の削減を実現できれば良いのです。
 「サマータイム2時間」「事業所の操業曜日の平準化」「夏の甲子園
中止」「大口料金のアップ」など、私は削減策をいくつも提案しました。
 このようなアイデアを広く募集して、可能なものから実現していけば 良いと思います。それだけで「25%の電力削減」を実現することは可能でしょう。
 また政府は22日、東日本大震災の復興に向けた施策を統括的に担当する「復興庁」を設置する方針を固めたとのことですが、本当に必要なのは「省庁」ではなく「ビジョン」だと思います。
 阪神淡路大震災の後、神戸は復興しましたが、まさに「復興」しただけであり、「新しい神戸の街」として生まれ変わってはいません。これは「復興」を目的としたためです。東北についても同じことが言えます。
 高台に設計する新しい街、これまでに類を見ないコンセプトの漁港
 など、新しいものを創る「ビジョン」があれば、今だからこそ色々
 なことが実現できるはずです。ぜひ「復興」にとどまらず、新しい「ビジョン」を持った人がリーダーとして立ち上がって、新しい東北を創りだしてほしいと願っています。  大前研一氏