過去の投稿

October 2011 の投稿一覧です。
カテゴリー: 総合
投稿者: maruzen
ワタミがこれまでの方針を変え、出店増加を決断した。来年までに6県の未進出県に出店をし、全国制覇が完了する見込みだ。同社は東日本大震災以降、一度は、新規出店を抑えると発表していた。翻意の裏側には何があったのか。
 ワタミでは「炭火焼だいにんぐ わたみん家」などのブランドの出店はあったが、同社の看板ブランドである「居食屋 和民」はこの2年間出店をとりやめていた。
 それでも3月11日の東日本大震災が起る前までは、「和民」の山形県と富山県への出店を予定していた。両県ともにこれまでワタミのどのブランドも出店していなかった地域だ。ところが、東日本大震災が発生し、居酒屋業態は大打撃を受ける。2011年3月の居酒屋業態の売上は前年比で約20%も減少した。
 発生直後は、強い自粛モードが漂い、夏場の計画停電の可能性も指摘されていた。そうした状況を受け、5月にワタミは2012年3月期に予定していた新規出店を50から8へと一気に下方修正した。さらに、その後、出店計画が維持された8店舗に含まれる山形県と富山県への出店すら、とりやめが議論されたという。
 しかし、7月に山形県の店が無事オープンすると、潮目が変わった。山形店の売上がオープン当初から、予想の200%を超えたのだ。8月に出店した富山県でも、同様のレベルを記録。オープンから3~4ヵ月経っているが、両店ともにその水準を維持しているという。「今まで進出していなかった県で、これほどまで強い需要があるとは思わなかった」(山添崇範・ワタミフードサービス店舗開発本部本部長)。
 そこで、一気に、未進出県への出店へと舵を切り始めた。12月には沖縄で初めての店を開くことが決まっており、さらに、「2015年までには、沖縄県内に5店舗ほど展開したい」とも明かす。
 そして、今まで進出していなかった鳥取県、島根県、福井県、高知県、秋田県の5県に対しても「来年までには出店するつもりだ」と意気込む。
 5月時点で、50から8へと減っていた今年度の新規出店は、25に再び上方修正された。なにより、その中身はがらりと変わり、未進出県への出店が増えたのだ。ワタミにとって、未進出県への出店は、その地域の顧客の声に応えるという意味があるが、別のメリットもある。同社は、ダイレクトフランチャイズシステム(DFC)という独立制度を用意し、一定の基準を満たした社員が独立することを促している。しかし、例えば、沖縄県出身の社員が、「地元に戻って独立したい」と言った際に、すでに沖縄県に進出していなければ、物流などのバックアップの面で難しかった。「1店でもその地域に進出していれば、DFCを利用してその地域に出店したいという社員の要望が実現可能になる」。つまり、来年には全国どこででも社員が独立できる素地が出来上がるのだ。震災の影響にもめげずに、山形店を出店したことが、全国制覇の大きな原動力となった。
カテゴリー: 総合
投稿者: maruzen
中国家電最大手のハイアールグループ(海爾集団)が来年1月から、三洋電機の商品ブランドを継承した洗濯機や冷蔵庫を日本国内で販売することが17日分かった。洗濯機ブランドの「アクア」を冷蔵庫にも使い、既存の低価格商品と合わせて日本でのシェア拡大を狙う。
 ハイアールと三洋が18日にも最終合意し発表する。両社は7月、11年度中に日本と東南アジアの三洋の冷蔵庫・洗濯機事業をハイアールが約100億円で買収することで基本合意し、詳細を協議していた。
 ハイアールは日本国内では、中国など海外で生産した低価格商品と、中高価格帯のアクアブランドの2本柱で販売する。これに伴い、ハイアールは日本での売上高を10年の約100億円から300億~400億円へ拡大を目指す。
業務用厨房機器はどうなってしまうのでしょうか??
カテゴリー: 総合
投稿者: maruzen
中高年男性にみられるぽっこりと出た「ビール腹」は、ビールを飲む量とは関係ないことが、滋賀医科大の上島弘嗣・特任教授らの調査でわかった。
 ビールをよく飲む中高年の男性と、そうでない人を比べても、腹囲に差はみられなかった。13日から名古屋市で開かれるアルコール・薬物依存関連学会合同学術総会で発表する。
 同大学などのグループは2005~08年、無作為で抽出した滋賀県草津市内の40~70歳代の男性1095人に面談し、飲酒量や腹囲などを調べた。アルコールの総摂取量のうち、ビールが30%を超える「ビール党」(166人)の腹囲は平均85・3センチだったのに対し、日本酒などほかの酒を主に飲んだり、飲酒しなかったりする「非ビール党」(924人)は85・5センチで、0・2センチ大きかった。腹囲85センチ以上は、メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)の基準に該当する。
 年代別に見ると、50~60歳代ではビール党の腹囲が上回ったが、差は0・3~0・8センチしかなく、40歳代と70歳代では非ビール党が0・3~1・8センチ大きかった。日本酒などを含む飲酒の総量も、統計的に計算すると、腹囲とはあまり関係なかった。同グループでは、食べ過ぎと運動不足が「ビール腹」の原因とみる。