「標準化」と言いますのは、仮に飲食店を30店、40店と出店していましても、 厨房の配置が店舗毎で違い、オペレーションに問題が生じている厨房を、どこの店舗でも厨房を同じ配置、同じ機器、同じオペレーションにするというシステムです。
 この標準化を進める為に、私達が厨房内に張付いて使い勝手を調査し、I Eに基づき動線の無駄を省くプラン作りが必要になります。 その結果、「省力化=人件費の削減」、「省エネ=経費削減」、「厨房スペース縮小=発注額の削減 + 客席数の増加」と言った利点があります。
 このように標準化の依頼が増えていると言うことは、ひとつには対前年割れの売上が続く「外食産業の防護策」の一環であり、ふたつ目は水商売から外食産業に変わり、「従来は経験と勘を頼りにしていました厨房の計画を論理的に検証するようになった」傾向と思われます。