店長は,ただひたすら悩みます。売上のこと,スタッフのこと,お金のこと。
悩みがなくなることはないでしょう。あれこれ考えることが店長の仕事と言えるかもしれません。
悩むと人はそこから脱出しようと思います。なんとか,悩みなき世界へ移ろうともがきます。
 しかし,果たして悩むことがいけないことなのでしょうか。
楽になりたい,悩みない世界へ行きたい。僕もそう思うときもあります。
ただ,悩むことで,いろいろな角度で考えることができたり,貴重なアドバイスをもらったり,思わぬ気づきがあったり。また前に進むこともできるのではないのでしょうか。
 悩むことによって,進む。悩むことが進み改善するエネルギーになることもあると思います。
悩んでいるときは,それこそ「そんなの関係ねぇ」と思ってしまいますが,あとあとで振り返ってみると,悩んで成長したなぁと思えることもあるものです。
 大切なのは,しっかり考えることと,否定的になりすぎないこと。これを気をつけていれば,悩むこともまた自分の力になるのです。