11月18日、第2回「ミシュランガイド東京」の“星つきレストラン”が発表された。今回は、3つ星9店、2つ星36店、1つ星128店の、計173店に星が輝いた。対象エリアも拡大し、掲載店舗も23店増加。星の数は合計で227となり、今回も世界最多となる。

ちなみに、ミシュランガイドを発行している全地域の合計で3つ星レストランは70店。うち9店が日本にあることになる。

3つ星レストランは、前回の8店に「石かわ」(前回は2つ星)が加わった。また、新たに2つ星になったのは14店で、うち6店はミシュラン初登場だ。

<1つ星から2つ星になった店>
アルジェントASO
海味
クレッセント
近藤
鮨さいとう
と村
幸村
ラ ターブル ドゥ ジョエル・ロブション

<初登場の2つ星レストラン>
エディション・コウジシ モムラ
かどわき
こだま
七丁目京星
初音鮨
堀兼

一方、前回登場した店のうち、17店は姿を消している。前回2つ星だった「トゥエンティ ワン」や、「ブノワ」など閉店した店舗もある。

なお、現在出版されている他のレストラン評価・格付け本とは必ずしも一致していないのは、昨年と同じ傾向だ。

●一般の人の点数を集約した「ザガットサーベイ」で「料理のトップ」として挙がっているのは、次の店だ。30点満点での評価で28点が最高得点だった。必ずしも高級店ばかりではないのが特徴だ。(★は、ミシュラン星つき店。以下同)

<28点>
楽亭★

<27点>
鶯谷園
霞町すえとみ
鮨水谷★
ゆうじ
海味★
あら輝
スタミナ苑
アロマフレスカ★
小笹寿し

●食のジャーナリストなど専門家5人が評価する「東京最高のレストラン」では、フレンチ、日本料理では次の店が高評価だ(点数は、個人がつけたものの平均)。

<フレンチ>
レ・クレアシヨン・ド・ナリサワ (26.1点)★
カンテサンス (25.4点)★
ル・マンジュ・トゥー (26点)★

<日本料理>
京味 (25.6点)★
麻布 幸村 (23.8点)★
神宮前 樋口 (23.4点)★
小室 (23.2点)★

●「マスヒロの東京番付」で最高の「横綱」とされたのは、次の5店。こちらは、ミシュランに登場する店とかなりピッタリ一致する。

キュイジーヌ[S]ミッシェル・トロ
ワグロ★
ジョエル・ロブション★
すきやばし次郎★
龍吟★
ロオジエ★

●「東京いい店うまい店」で5つ星を取っている店は38店。フランス料理店や日本料理店では、次の店が挙がっている。

<フランス料理>
エディション・コウジ シモムラ★
カンテサンス★
ジョエル・ロブション★
ピエール・ガニェール・ア・東京★
ル・ブルギニオン★
レ・クレアシヨン・ド・ナリサワ★
レストラン タテル ヨシノ 芝★
ロオジエ★

<日本料理>
かどわき★
赤坂菊乃井★ 小室★
辻留★
と村★
ひろ作★
幸村★
和幸★