2009年度予算案が衆院を通過し、定額給付金の関連法案も
国会で成立しました。これを機に、冷え込んだ消費を刺激する政策
が一斉に動き出します。
 北海道、青森、和歌山県などでは、すでに定額給付金の支給を
始めた自治体があります。東京都内でも4月中には銀行振り込みで
給付が始まります。前回もこの欄で指摘しましたが、標準家庭
(夫婦と子供2人)で6万4000円という支給額は少なからず、
消費を刺激します。
 ちょうど入学や入社で新生活を始める人が多いこの時期。スーツ
や家具、家電製品など様々な「給付金特需」が生まれそうです。
旅行やレジャー、外食分野も見逃せません。知恵と工夫を使った
セールが消費底上げ効果を発揮するかもしれません。