僕たちのコーディネイトさせていただいている"キッチン"とは、日本語では "台所" のことですが、最近は"台所"という言葉より、"キッチン"ということばが使われるのを聞く方が多くなってきました。
 さて、"キッチン:Kitchen" の語源は "火を使う"という意味であると言われていますが、"火を使う"という何語に由来しているでしょう?
  実はこの言葉、ラテン語からきているのです。
Kitchen は、ラテン語の coquina ( co-quina: 火を使うところ )からきています。

日本の住宅に電気・ガス・水道が引かれるようになったのは、明治30年以降・・。
さらに、西洋のキッチン(Kitchen)をモデルに、"流し・調理台・ガス台"が一体化した"文化台所"が作られるようになったのは、大正時代のことです。

昭和20年代からは、家族のだんらんとしての"ダイニングキッチン"が台頭。
昭和40年代からは、機能的で、色も素材も多種多様な"システムキッチン"が出てきました。
近年はリビングとダイニング一体型の空間に、"アイランド式"、"対面式"のキッチンも 登場しています。

これからも人々のライフスタイルの変化と共に、"キッチン"は進化を続けることでしょう。