帝国データバンクの発表より。
2000年の調査開始以来、外食企業の倒産が最も多かったのは、2009年だそうです。
リーマンショックで景気が悪化した年ですね。
しかし今年は、あと1ヶ月を残した11月時点で既に2009年の件数を超えており、過去最悪らしい。
これは企業倒産の話ですから、個人店まで含めると、
どれだけのお店が潰れたことか…。
例年、12月の稼ぎ時まで踏ん張って、年明けに閉めるというパターンが多いし、何とかここまで蓄えを減らしながら頑張ってきたけど、もうそろそろ体力が…というお店も多いので、年明けの閉店は、例年以上の相当数になると思います。
ちなみに、ホテル・旅館業界も同様で、最も倒産件数が多かった2008年を超えて過去最悪ペースとのこと。
来年も残念ながら、景気が好転するとは思えません。
もっと悪くなると思った方が良いと思います。
今こそ、この状況の中でも大繁盛を続けている、あらゆる業態の繁盛店にたくさん行って、実際に空気に触れて体験して、自分のお店の舵取りを間違えないように、努力の方向を間違えないように、ピントがずれないようにして欲しいと思います。  フードコンサル 河野祐治氏談