牛の生レバー(肝臓)の提供を禁止するかどうかを検討している厚生労働省は、牛の肝臓内部から食中毒の原因となる病原性大腸菌O157が検出されたとする調査結果を20日開いた薬事・食品衛生審議会の部会に報告した。
 全国16カ所の食肉衛生検査所で8~11月に実施し、173頭中2頭で肝臓内部からO157を検出。O157の存在を調べる遺伝子検査でも157頭中10頭で確認されたという。
 この日は全国の食肉加工、卸売業者らで作る全国食肉事業協同組合連合会などからも意見を聞き、業界団体側は「食文化の否定ではなく、どうしたら安全に食べられるかという方向で議論してほしい」と指摘。年明けの次回会合で改めて規制の方向性について検討することとした。
生レバーは私も大好物であるが、0157は大変恐ろしいものであるので現実禁止処置をしないといけないと思うが利害関係で結論をすぐ出せないのは問題先送りなので早々に結論を出したほうがいいでしょう。 小栗豊人